■そもそも国語の苦手な子は何ができないか。
それは、文章の中でどこが大切な部分であり、どこが大切でないのかということの見極めです。
国語の文章には必ず「読みどころ」というものがあり、読み落とすことのできない部分があるのですが、
入試をはじめとする試験では、ほとんどがそこから出題されるのです。
しかし、国語を苦手とする子はそこの見極めができません。そのため、文中の大切なところがわからず、
当然、試験では得点できないということになってしまうのです。
それでは、その大切な点を見極められるようになるには、どのようにすればいいのでしょう。
その答えが 「要約文」(あらすじ ) です。
要約文(あらすじ)を書く練習をすることによって、文章中の大切な部分に着目し、自分で文章を組み立て
なおして、あらたな文章として作り上げることができるようになります。
そのことによって、文章の大切な部分が読みとれるようになるだけでなく、「考える力」や 「書く力」 も
身につけることができるのです。
その練習を重ねれば、記述式の 問題でもこわくはありません。
30字〜50字程度の短いものは当然として、200字 でも400字でも書けるようになります。
この学習法を実践して 偏差値を35から70にあげた生徒がいます。